2014年5月29日木曜日

4年間住んだ部屋を後にして、鳥取県の佐治町という小さな町での山奥で暮らしています。
 
20代初頭の時期をあの街で過ごしたことは、本当に正解だったのだなと、改めて思いました。
本当に貧乏だったこともあるけれど、何とか生きていける。ということを知ることが出来たことも。
自分が暮らす街を好きになる事を大切にしようと、そう思わせてくれた街でした。あそこにいけばあの人がいる。という安心感からか、離れるけど特別寂しいとかは思いませんでした。
会う人には、なんだかんだでまた会うのでしょう。会いたい人には会いにいくし、会いに来てくれるから。そうやって続いていけば良いなぁ。

いま田舎が熱い。とか言われがちですが、都会に住もうが、田舎に住もうが、何処に住もうが、どんな仕事をしようが、その人に合った場所を選んでいけば良いのだと思います。そのためには、知らないといけないことが沢山あるし、見ておきたいものが沢山あるのです。
自分の身体が動くうちに、身動きが取れなくなる前に、若さが価値となるならば、今行ってしまおうと。
そんなことを考え始めてから3年位が経ちましたが、色んなタイミングや、ご縁が重なり、ここまで来ることが出来ました。

ひとつ東京での心残りは、つい先日、JCOMに騙されたことですが(詐欺まがい)、そんなこともあり、僕は真面目な誠意のある仕事をしないとなと。
なかなか足を踏み入れることの無い、鳥取へ来る理由のひとつになれればなんて思います。

音楽活動は続けます。お気軽にお声がけください。足軽ですので、行ける限りは、伺いたいと思っています。よろしくお願いします。
都会で音楽を作る理由と、田舎で音楽を作る理由って変わるのかな。そんな自分の変化も楽しみにしていたりします。
楽しいことを探している人には、自然とそういう人や場所に巡り会います。

美味しいもんいっぱい作って、もっともっと「生活」をしよう!


阿久津和也