2014年12月22日月曜日

鳥取に引っ越してから、初めてライブをやります。

こちらの生活がきちんと出来るようになってから、音楽活動を行おう。とかそれっぽいことを考えていましたが(実際に今はなかなか大変な農村暮らしです)、オルグが閉店となっては駆けつけないわけがないわけです。

元旦は集落の総会があるので、僕は夕方には出てしまうのですが、大晦日を持て余している方は遊びに来てください。


2014 12/31(水)南池袋ミュージックオルグ

- ミュージック・オルグ 閉店パーティー! -
OPEN: 12:00 / START: 13:00
CHARGE: 1000円(ドリンク別)
ACT: サラダマイカル富岡製糸場グループ / ふかまちこん / 阿久津和也 / トンチャイ・K・ウィーラセタクン(井手健介) / 柴田聡子 / スッパマイクロパンチョップ / 佐野千明(映像出演) / oono yuuki / 川染喜弘 / てんしんくん(ジョセフ・アルフ・ポルカ) / 酒井己詳バンド / MATERIAL(CARRE) / ゲットー酒場DJ’S / and more
FOOD: あのねこ食廊 / ゲットーたこ焼き / biki
SHOP: てんしんくん(似顔絵屋さん)
■ミュージック・オルグの最後の1日。昼から夜までやります。おいしいごはんも出ます。
ライブはだいたい13時から22時くらいまでの間にある予定です。まだ出演者が増えたりするかもしれませんし、当日の飛び込みアクトもいるかも。
集まった人たちと一緒にのんびり過ごせたらいいなと思ってます。ご来場お待ちしてます!

2014年7月31日木曜日

2014年5月28日に、東京都から鳥取県へ引っ越しました。

「とっとりでくらす」 http://tottoridekurasu.blogspot.jp/

音楽活動も継続中です。ご用命は akutsu0kazuya@gmail.com まで。

2014年7月24日木曜日

お久しぶりの投稿をします。
家にネット環境が無いので、県立図書館の無線LANをお借りして、快適更新です。
家ではケーブルテレビのネットを開通するだけで、5,6万円掛かってしまうし、無線も届かないし、ディザリングなんて敵わない環境で。たいして不便ではないのですが、いざという時にデータが送れないくらいで。でもその為に、月々5000円以上を支払うののもどうなのかな?とも思います。

鳥取県の佐治町で暮らし始めてから、そろそろ二ヶ月が経ちます。
時間の流れも相まってか、非常に濃密な二ヶ月間でした。町の暮らし方と農村の暮らし方。それぞれに良さがあり、悪さもある。
ご近所さんが早朝から家にピンポンしてきたり、いきなり戸を開けられたり、車が無いとコンビニにもATMにも、缶ジュースを買いに行く事すら困難な場所で。だけども、自分が想像していた以上に、不便には感じていないのが現状です。性にあっているのかもしれません。朝日が出たら目が覚めて、夜は暗くなったら床に付く。空気は美味いし、ストレスフリーだし、野菜は頂けるし、地産地消だし。こんな生活も悪くはないですよ。
実際に来て、暮らさないとわからない事だらけで。来て良かったと心から思います。( 今のところは) 


もうすでに何人か友達が遊びに来てくれました。会いたい人には会いにいくし、会いに来てくれる。という精神で東京を飛び出してきたので、ふらっと来てくれる友人を本当に嬉しく思います。僕もそのうちふらっと会いにいかないと。
先日はbutajiくんが遊びに来てくれて、二階に作った録音部屋で一曲録音をしてもらった。(そのうちどこかにアップされるかな) 木造住宅の優しい響きがして嬉しくなった。
とりあえず砂丘には行ったけれど、彼は地元の人が行く場所に行きたいと言ってくれた。でっかいカインズホームとかブックオフとか。これって逆に田舎っぽいと思い連れていった。加えて面白い個人店も。ボルゾイレコードの前垣さんも紹介することが出来た。
これってものはないけれど、何か良いこの鳥取の感じを組み取ってくれた様で嬉しかった。今度来た時には、もっともっと鳥取の面白い人達に会わせたいです。
 butajiくんの録音をして、生演奏を聴いて、ようやく僕もなにか作ろうと思えるようになってきた。都会で生まれ都会で育ち、都会で暮らした音楽と、今の様な環境で作る音楽は別ものな気がしていて。どちらが悪いってわけではない。それが自分の中にやってくるのを待っていたのですが。やはり刺激というものは大切なんだなぁと実感させられました。

地域振興的な職務についていますが、こうやって友人が訪れてくれて、ごく普通の生活を一緒にして。なんか良いな。と思って持ち帰ってもらえれば、これも一つの地域おこしな気もしています。
 
 次回はまた無線LANを捕まえた時にでも更新します。

阿久津和也

2014年5月29日木曜日

4年間住んだ部屋を後にして、鳥取県の佐治町という小さな町での山奥で暮らしています。
 
20代初頭の時期をあの街で過ごしたことは、本当に正解だったのだなと、改めて思いました。
本当に貧乏だったこともあるけれど、何とか生きていける。ということを知ることが出来たことも。
自分が暮らす街を好きになる事を大切にしようと、そう思わせてくれた街でした。あそこにいけばあの人がいる。という安心感からか、離れるけど特別寂しいとかは思いませんでした。
会う人には、なんだかんだでまた会うのでしょう。会いたい人には会いにいくし、会いに来てくれるから。そうやって続いていけば良いなぁ。

いま田舎が熱い。とか言われがちですが、都会に住もうが、田舎に住もうが、何処に住もうが、どんな仕事をしようが、その人に合った場所を選んでいけば良いのだと思います。そのためには、知らないといけないことが沢山あるし、見ておきたいものが沢山あるのです。
自分の身体が動くうちに、身動きが取れなくなる前に、若さが価値となるならば、今行ってしまおうと。
そんなことを考え始めてから3年位が経ちましたが、色んなタイミングや、ご縁が重なり、ここまで来ることが出来ました。

ひとつ東京での心残りは、つい先日、JCOMに騙されたことですが(詐欺まがい)、そんなこともあり、僕は真面目な誠意のある仕事をしないとなと。
なかなか足を踏み入れることの無い、鳥取へ来る理由のひとつになれればなんて思います。

音楽活動は続けます。お気軽にお声がけください。足軽ですので、行ける限りは、伺いたいと思っています。よろしくお願いします。
都会で音楽を作る理由と、田舎で音楽を作る理由って変わるのかな。そんな自分の変化も楽しみにしていたりします。
楽しいことを探している人には、自然とそういう人や場所に巡り会います。

美味しいもんいっぱい作って、もっともっと「生活」をしよう!


阿久津和也

2014年4月30日水曜日

東京人の5月号が、永久保存版的な内容。すごいです。
執筆者には、東京スリバチ学会の皆川さん、坂口恭平さん、DPZの林編集長、ガード下学会の大竹さん、都築響一さん、僕がフィールドワークに興味を持つきっかけになった大山顕さんetc.. まさに完全保存版といった内容。

GPSロガーを持って、街を歩いて、カシミールやGoogleマップにログを入れた時、こんなにも面白い遊びがあるのか!と感動したものです。
東京という街は本当に面白い。フィールドワークや、散歩っていうムーブメントが起きるのは、東京ならではだと思ってます。
来月末には東京を離れますが、こんな風に死ぬまで楽しめる遊びが、この街にはこんな形で残っていて欲しいものです。東京という街は変化する街だから、そこが良かったり、悲しくもあったり。


阿久津和也 

2014年4月27日日曜日

思えば数年前は、休みの日はひたすら家で本を読んだり、シンポジウムを聞きにいったり、公共施設の展示かなんかを探しては見に行ったり。そこで知り合った人に、色々な事を教えてもらったり。
そこで見たもの、聞いたもの、知った事って、全部今に繋がっているって最近ひしひしと感じます。
時間が無いって言い訳はしたくないけれど、不思議なもので、年々そんな事に割ける時間って自然と減っていくのです。体力だって20代前半を思い返せば、明らかに落ちている気がする。 パワフルでありたいものです。
最近はCDをレコードを良く買うようになりました(中古ばかりですが)。 一時期は、全然購入しなかったのですが、この心変わりはなんだろうと。まだまだ知る事がたくさんあることがとても嬉しい。
若さに甘えちゃいけない。気が付いた時には取り返しがつかなくなる事だってある。
って伝えたい人がいるけれど、上手く伝える方法はないだろうか。と考えるけれど、結局は本人が気が付くしかないんだよなぁ。僕だって立派な人間でないですし。(ミスチル風)

阿久津和也


最近のヒットCDは、 臍藤シンタ&葱のばらん「ニューバカンス」
臍藤君のどこにでも馴染むうたがすごく好きです。春にぴったり。ええです。


2014年3月23日日曜日

来週、浦和にて再びbutaji君と共演します。
 
3/29(土)浦和クークーバード
open/19:00/start/20:00
¥1000(立見¥200引き)+オーダー
出演 butaji・i need me.
☆予約クークーバード
yagitoneko-336@softbank.ne.jp か 09039651762
クークーバード http://blog.goo.ne.jp/coocoobird33

席数6-7くらいなのでご予約して頂けると嬉しく思います。
しばらくブログも書かなかったので、近々、色々と書こうと思います。
あと5月に三浦君とイベントやります。

阿久津和也

2014年1月5日日曜日

あけましておめでとうございます。
昨年に引き続き、今年も南池袋ミュージックオルグにて新年会を行います。
いつもオルグに来られる方も、気になっていた方もお気軽にいらしてください。
みんなでごはん食べたり、お酒を飲んだり、お話したり、ライブ観たり、獅子舞観たり、踊ったりしましょう。 

[ 新春 ~ごはん会~ ]
2014年1月7日(火)
OPEN / START: 19:00
CHARGE: 1500円(1ドリンク+ごはん付き)
※一品持ち込みの方は500円引き(食材、おつまみなど持参歓迎)
投げ銭ライブ: butaji / 臍藤シンタ
獅子舞: こまどり社

前回の新年会でお米についてお話をさせて頂いて、そこでお米の食べ比べをしました。それを今年も!ということでテーマを考えました。
食べ比べて、誰にでも違いがわかる様な品種。それによって、お米って全然違うんだ。ということを知って欲しいなぁと思い、いろいろと考えた末、今回お出しする品種を決定しました。その3品種の説明をします。


[ ミルキークイーン ]
いわゆる低アミロース米と呼ばれる品種です。
お米を構成するタンパク質は大きく分けて二つあります。それが「アミロース」と「アクロペチン」。
アミロースが多い程、サラッとしたお米になり、アクロペチンが多い程、もっちりとしたお米になります。それ故、低アミロース米というのはもち米に近いお米なのです。もちもち感では、こしひかり < ミルキークイーン < もち米といった感じです。
最近、話題になった「ゆめぴりか」も 、この低アミロース米です。
お米自体の味が濃いので、現代の洋食文化にもマッチして、冷めても炊きたての様な柔らかさを保てるのでお弁当にも合う。という特徴があり今のポジションを得たのではないでしょうか。
ミルキークイーンはこの低アミロース米の先駆けで、今では大体スーパーに置かれる品種となりました。新しい品種というわけではないのですが、昔はなかったイマドキな米として。




[ 農林1号 ]
うって変わって2種類目は「農林1号」。
今や市場に流通している品種ではないのですが、運良く手に入れる事が出来ましたので、この機会に持っていく事にしました。
何を隠そうこの農林1号というお米は、こしひかりの元祖となったお米。現在の流通しているお米の大半は、こしひかりから交配させて出来ているお米ですので、あらゆるお米の元とも言えるお米です。
この農林1号は、第二次世界大戦、その終戦後の飢餓を救ったお米とも言われています。
今のお米とは違って、もっちり感も甘みもないのですが、噛めば噛むほど甘みが出てくる。「良く噛んで食べなさい」って教えがよくわかるお米です。というのは、このお米を買ったお米屋さんのご主人の受け売り。



[ 東北194号 ]
そしてもう一品種。東北194号です。
以前はこしひかりと人気を二分したササニシキ。食文化の変化や、冷害に弱い等の理由で、今やその生産量は僅かなものとなってしましました。こしひかりと違い、サラッとした(アミロースが多い)お米なので、お寿司屋さんはササニシキじゃなきゃ駄目という方もたくさんいます。
このササニシキに、病気に強いひとめぼれを交配させる事によって出来た、期待の新品種が東北194号なのです。
僕自身もずっと探していたお米で、ついに手に入れることが出来ました。米業界では割と盛り上がっている様に見えて、実際に栽培している農家さんは5軒ほどしかないという希少なお米です。この機会にぜひ! 

今のお米と昔のお米。昔のスタンダードから生まれた新しいお米。
これらを食べて、色々と感じてもらえれば嬉しいなぁ。と考えています。
 興味がある方はぜひ食べに来てください。
おつまみ、食材持ち込みで500円引きなので、ごはんに合うおかずや、ごはんの友なんかもお待ちしています!


阿久津和也