2011年9月12日月曜日

今年の6/26に西荻窪FLATにて行われた、ひととひととvol.4。
その際に、お渡しした特典BGM入りCD-Rについての紹介を遅ればせながらしようと思います。
今回、このCDのデザインをお願いしたのが、写真家の鈴木晋平とデザイナーの三谷周平
企画のコンセプトが「日常生活により近いもの」「あったら少し生活が楽しくなるもの」というコンセプトを踏まえて、彼らが考えてくれました。
表面はこのような感じ。本日のお品書き。メニューとなっています。
中のデザインは2種類。
生活に近いもの、より楽しくするもの=食事
と考えて、CDをお皿に見立ててのデザインとなっています。「召し上がれ」というメッセージも込められています。
裏面は切り込みをいれて閉じられています。
ここに仕掛けが隠されています。
暗闇で光る、蓄光塗料で「ルピンの杯」が描かれています。
ひとつは食事の前の食前酒をいただくという意味合い。もうひとつは、このルピンの杯は一見、杯ですが、黒い部分を見ると、ひととひととの顔が向き合うようにも見えます。正直、このアイデアには驚かされました。
音源の内容は、僕の生活音をたくさん入れました。
仕事帰りの駅から家までの歩く音だったり、窓も開けっ放しで録った曲だったり。部屋にマイク一本を立て、知り合いとアンビエントを録ってみたり。白熱しすぎて、隣の部屋から壁ドンがきたり。心地の良い一枚になっています。

このCDをお持ちの方は、大切にして頂けたらとても嬉しいです。
ふとした時に、聴き返してみて、あの一日を思い出してもらえればもっと嬉しく思います。


阿久津和也

desing&photo by
Suzuki Shinpei  http://www.suzukishimpei.blogspot.com/
MItani Shuhei   http://www.shuheimitani.com/